ヴァイオリン・ハンドブック
山口良三 著
ISBN 978-4-943878-85-8
定価 1,800円+消費税

Book

当社の代表取締役、山口良三がヴァイオリンのすべてを著した書籍 『ヴァイオリン・ハンドブック』 を上梓いたしました。



 「ヴァイオリンは、人類の作り得る創造物の最高傑作の一つである、と言っても過言ではありません。名人と呼ばれた製作者の作ったヴァイオリンは、15世紀半ばから16世紀半ばの約100年間に集中しています。この時代は、政治、経済、宗教、芸術、音楽の完成した時期、人類の感性も頂点に達したと思われる時期、まさにこの時期にたくさんの名人達が輩出されました。
 このような背景のあるヴァイオリンについて、本書では、その誕生から現在までの歴史を辿り、また、ヴァイオリンの見方と構造、弓の歴史と基本構造、修理修復及びアフターメンテナンスのいろは、関連付属品の基礎知識、ヴァイオリンオークションまで、非常に多岐に亘るテーマを取り上げています。
 ヴァイオリンに興味をお持ちの方、ヴァイオリンを勉強されている学生の方、アマチュア奏者の方、総合楽器店のご担当者、スクールオーケストラの弦楽器指導者の方々にとって、本書が音楽生活や業務の一助となれば幸いです。」 

山口 良三
Ryozo Yamaguchi



「長い間楽器にかかわってまいりましたが、若い頃は楽器に対する正しい知識がなかったことで、色々と困ったことが沢山ありました。たとえば楽器や弓の購入に際して、そしてその後のメンテナンス、調整、弓の毛の張り替えから弦の選択に至るまで、100%の良い状態で維持することは非常に重要なことです。
この本が出版された事で、多くの弦楽器奏者、愛好家、学生達にとって大変役立つものと確信しております。」
ヴァイオリニスト 徳永二男氏
桐朋学園大学特任教授、洗足学園大学客員教授